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ネコになりたい【続々】

2021年05月19日
コラム


 
 
 
 

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ネコになりたい
ネコになりたい【続】
 
 
 
 ミーちゃんを保護してから5年後のある日、妻から送られてきたメールには
何匹かは確認できないけれど、数匹の子ネコが写っていました。
 
 
ミーちゃんが家にやって来てから家族全員がネコ好きになっていた我が家には、
もはや子ネコ達を保護するという選択肢しかありませんでした。
 
 
しかし、どうやって保護するか?これが問題です。
 
 
ぐずぐずしていてはどこかへ行ってしまいます。
周りには親猫らしき姿も見当たりません。
 
 
隣との塀の間に居て、近づくと一斉に逃げてしまい、なかなか保護できません。
 
 
これは餌で誘うしかないと考え、リビングの前に餌を置いて、
それを食べに来た所を保護しようと試みましたが、なかなか上手くいきません。
寸前まで触れたんですが、上手く捕まえられなくて逃がしてしまいました。
 
 
そうなると今度は警戒して餌も食べに来ません。
 
 
次に、動物用の捕獲器を購入して試してみました。
しかし動きが素早く、体の小さい子ネコは閉まる前にするりと扉を潜り抜けてしまい、
これでも上手く捕獲できませんでした。
 
 
そこで考えたのが、リビングの中に餌を置き、窓を開けた状態で数日間餌を与え、
慣れてきたところで窓を閉めて捕獲する方法です。
そうやって保護したのが1匹。
他の子ネコ達は警戒したのか、餌を食べに来なくなってしまいました。
 
 
季節は秋。
そろそろ外は寒くなって来ます。
出来るだけ早く保護して病院に連れて行き、暖かいお家で飼ってあげたい。
 
 
ところがその後は何匹かいた子ネコ達の姿も見かけなくなっていました。
 
 
それから何日かたったある日の夜、外で悲しそうな子ネコの鳴き声が聞こえます。
 
 
先に捕獲された姉妹に話しかけているのか?
それともお腹が空いてご飯が欲しいって鳴いているのか?
 
 
私たち家族には「助けて欲しい」「お腹が空いたよう」にしか聞こえません。
 
 
慌てて窓をあけると、少し離れてまた鳴きます。
 
 
「ニャー」
 
 
手を差し伸べても逃げながら「ニャー」
 
 
とにかくお腹が空いているならご飯だなと、その日は餌を外に置いておきました。
 
 
そんな日が何日か続いたある日の朝、先住猫のミーちゃんがリビングから外に向かって、
聞いた事のない鳴き声を出して鳴き始めたんです。
 
 
すると、なんと外に居た子ネコが窓を開けて!と言わんばかりに窓に手を掛けて「ニャー」
 
 
慌てて窓を開けると、なんと自ら家の中に入り、ミーちゃんに擦り寄って来るではありませんか。
 
 
そのタイミングで窓を閉め、無事子ネコを保護しました。
季節にちなんで「コスモス」と名付け、先に保護した「スモモ」と動物病院へ。
 
 
健康診断的な診察と予防接種、そして避妊の手術を行い、はれて家ネコとなりました。
 
 
それからの3匹との暮らしは楽しいものです。
 
 
最近2階をリフォームしたのですが、もちろん壁紙もペット対応、
今度は壁に作り付けのキャットウォーク。ドアはペットドア。
 
 
すっかりネコ中心の生活です。
 
 
ミーちゃんには何か他の猫を引き寄せる力があるのでしょうか?
 
 
今でも毎日のように近所のネコは挨拶にやって来るし(野良じゃなく家ネコ)
家の周りでは頻繁に色んなネコを見かけます。
 
 
おっとりした性格で初めての人が来ても逃げることなく、時間が経てばすり寄ってくる。
 
 
警戒しながらでも、人を信用し、体をあずけてくる。
 
 
ネコが苦手な人にでもすぐに撫でてもらえる。
 
 
人も同じ。
自分から壁を作るんじゃなく、自ら近づいて行く。
 
 
失敗を恐れず、楽しい事があるなら、自ら進んで。
 
 
待っていても何も始まらない。
 
 
怯えていたら何もない。
 
 
そう自分を信じて進んで生きたい。
 
 
 
 
 
 

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