
電源トランスとリアクタの違い
トランスには色んな種類があるのですが、
その中にリアクタ(リアクトル)と呼ばれるものがあります。
電源トランスは、変圧するものです。
リアクタとは、交流(AC)の電気の流れをコントロールするものです。
見た目は電源トランスに似ていますが、役割は異なります。

〇トランスとの違い
→トランス(変圧器):電圧を上げたり下げたりする。
1次と2次の2つのコイルが内蔵されています。
→リアクタ:電流を抑えたり、波形を整えたり、ノイズを減らしたりする。
コイルは1つだけ内蔵
あくまでザックリですが、自動車で例えるなら…

と言ったところでしょうか。
〇リアクタの主な役割は…
・インバーターやサーボモーターの保護
・突入電流(電源ON時に一瞬流れる大きな電流)の抑制
・高調波(不要な電気のゆがみ)の低減
・力率改善
・LED照明や産業機械のノイズ対策
〇リアクタが使われているものは…
・太陽光発電や蓄電池システム
・UPS(無停電電源装置)
・溶接機
・照明機器
・電車やエレベーターのモーター制御等
〇仕組み
リアクタはコイルでできており電流が急に変わろうとすると、
その変化を抑える働きがあります。
つまり、
急に電流が増えようとすると「ちょっと待って!」
急に減ろうとしても「そんなに急がなくていいよ!」
というように、電気をなめらかに流します。
それと、直流や周波数が低い交流の電気はスムーズに通過させますが、
周波数が高くなるほど通しにくくなります。
リアクタがあることで、電気機器はより安全で安定した動作ができます。
弊社では仕様をもらってからの試作スピード、繰り返しトライが強みです。
リアクタついてのお問い合わせ、ご要望なんでも承ります。