中国の高齢化が止まらない。
東京の出生率が0.96（2024年）で話題でも、上海は0.6（2024年）。
90％の高齢者が自宅で暮らさないとダメで、高齢者支援を受けているのは7％のみ。
老人ホームなどに入居できるのは僅か3％。
超高齢化社会 ３億人の年金受給者が出ると言われていますが、
今のままでは近いうちにとんでもない事になるんじゃないでしょうか。
更に今の中国は経済状況がかなり悪化しています。日本のバブル崩壊の状態とも。
その事で若者の失業率は18.9％（16歳～24歳）働かないのじゃなくて働くところがないようです。
賃金が下落していて、数年前の半分とか。ここ数年でかなり状況が変わったようです。
デフレ状態ですね。
そうなると国民の不満は政府に向いてくるでしょう。
それを恐れて悪者を作り、そちらに矛先を向けようとしているんでしょうか。
矛先は日本です。
13年前韓国の李大統領が、竹島に上陸しました。
歴代の大統領で初めての事でした。
この時も李大統領の求心力が無くなって来たタイミングで、
日本と領有権を争っている竹島に上陸し、
日本が反発する事を計算の上で韓国国民の不満の矛先を変えようとしたみたいでした。
その後、李大統領は退任してしばらくしてから、収賄容疑で逮捕され懲役刑が確定しました。
（ちなみに李元大統領は日本生まれなんです、それも弊社の本社がある大阪市平野区加美なんです。）
今の中国はそれくらい追い込まれていると思います。
これを何とかしようとしたら、ちょっと怖い話ですが台湾有事になるのでは？
と思ってしまいます。
ロシアがウクライナへ侵攻したように、中国は台湾へ侵攻するのではと。
これまで日本は数十年もの間、コスト重視で世界の工場と言われた中国に依存して
きたのだけれど、これがいかに危険な事だったかが良くわかってきたと思います。
弊社としてはこうなるなんて予想していたわけではないですが、たまたま中国国内
賃金の高騰から数年前より計画的に中国での生産を見直す動きを取ってきただけで、
政治的に不安定になる事を予想していたわけではないんですが、
結果的に第三国への移管が良かったとの事になります。
もし もしも 台湾有事となれば、直接中国との取引がなくても、
われわれも含め日本の産業（経済）はかなりの打撃を受けるでしょう。
ロシアのウクライナ侵攻とはちょっと影響度があまりにも違うと思います。
台湾有事は日本有事ってことになりますね。
そうならないようになんとかしてもらいたいです。
さて今年もあと残すところ数日となりました。
今年は原材料高や円安に苦しめられた１年でした。
その材料高は今も続いていて、我々にとって一番影響のある銅の価格が毎日のように
上昇しています。そして、円も安くなったままです。
ただ、これらの状況を嘆いていても仕方ありませんし、眺めていても、なんとかなる
ものでもありません。
お客様にもご協力いただき、製品の適正価格への見直しについてご理解を頂きながら、
今後も精一杯努力を惜しまない覚悟で進んで参ります。
またこのメルマガや弊社の事をもっと知ってもらえるよう、新しい企画や製品を考えて参ります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
（新米が当選した方はおめでとうございました。来年はお米だけではなく、
時期を変えて素敵なプレゼントの企画も考えておりますので、
毎月お読みいただけますよう宜しくお願い致します。）
