電気界代表ディフェンス(抵抗成分)
突然ですが、
バスケットボールの試合を思い浮かべてください。
オフェンスは、なんとかディフェンスをかいくぐって得点します。
ディフェンスの特徴に対応し、あの手この手で得点を狙います。
電気も同じで100%邪魔されずに流れるワケではありません。
電気回路でも、電気の流れを妨げるディフェンスがいます。
電気の流れ方がオフェンスだとすると、代表的なディフェンスは以下の3つのものです。
これらを攻略しないと、電気を上手く流すことができません。
逆に言えば、これらのディフェンスを利用して電気の流れを制御するということです。
バスケ選手にも色んな選手がいますが、
電気には、直流と交流があります。
この2つの電気の流れ方の違いによる、攻防をみてみましょう。
※https://www.kamidenshi.co.jp/magazine/1608/
上記の比較をみると、交流の場合が何やらディフェンスが複雑です。
電気の世界では交流の場合のみ
の抵抗成分をレジスタンスと呼び
の抵抗成分をリアクタンスと呼んだりします。
(抵抗成分=流れにくさ)
今月号では、代表的な電子部品の抵抗成分についてお話ししました。
これを踏まえて、来月号では「インピーダンス」について説明いたします。