先月、今年3回目の海外出張に行ってきました。
コロナ後６月に出張した時は空港は閑散としていて、フライトもほとんどなく、
帰国時には検疫でとんでもないくらいの係の人が居て、
税金の無駄遣いじゃない？ってここで書きました。
あれから９月と11月に出張した際の出発時と帰国時の空港の様子ですが、
帰国時の検疫は水際対策の緩和がされているのがよく分かります。
9月の出発時は相変わらず人も少なくてほとんどのお店が閉まっていました。
帰国時もアプリの入力をして準備してあっても、再確認とかで時間は掛かっていましたし、
かなりの距離を歩かされました。
今回は前回帰国時に使用したアプリ「mySOS」が廃止となり、
今回新たにWEBでの入力（visit Japan WEB）となったんだけれど、これがまた使えない。
すごく不便。
スマホから入力しようとしても全く動かない。なのでPCからの操作しかできないんですよ。
デジタル庁はmySOSとvisit Japan WEBと両方あると混乱するからとの理由でmySOSを廃止したそうだけど、
それならこのウェブサイトはもっとアクセスしやすいものじゃないとダメでしょう。
スマホでは動きが遅く全く入力できない状態なのに、帰国時にスマホで提示しなければならず…。
一体どういう事？これは早急に改善するべきでしょう。
更に前回登録した内容が一切引継ぎされないものだから一から登録し直し。
これもどうなんでしょうね。
またこのvisit Japan WEBには税関の申告も出来るようになっていて、
2つのアプリがまとまった形なんだけれど、これも登録し直し。
前回の内容が全く引き継がれませんでした。
まぁなんだかんだ言っても便利になるんだったら、その辺の労力は惜しみませんよ、と思っていましたが、
なんと、税関の事前申告を使って通過する機械が少ないのか、長蛇の列。人のいるレーンは全く並んでいない。
それならと人のいるそのレーンへ行き、事前申告のQRコードを出したんだけど、
「ここは紙の申告書じゃないと機械がないので通れません」
「なんで？」
「どういうこと？」
文句を言っても「規則ですし、機械もありません」、「紙の申請書を出して下さい」と言われるだけでした。
後ろを見ると、まだデジタル申請の機械は長蛇の列だし、
仕方なく紙の申告書にデジタルで申告した内容を記入して空いている職員のいるレーンを通過しました。
いったいデジタル化する理由ってなんなん？
みんなが便利になるからじゃないの？
何度も色んなアプリを作っては廃止し、作っては廃止。
これってやっぱり税金の無駄遣いですよね？
