先日、念願でもあった富士山の麓でゴルフをする機会を頂いた。
前日の雨の予想を吹き飛ばす程の良いお天気で、俗に言う
「富士山からの“め”」ってヤツを存分に堪能させてもらった。
「富士山から順め」
「富士山から下り」
呪文のように頭の中で繰り返す。
いつもテレビで解説者が言っている様に。
珍しくバーディーチャンスについた。
富士山を探す。
「あれ!?富士山どっち??」
あいにく富士山は雲に隠れてどこなのかわからない。
仕方が無いのでいつものように傾斜を読むと、右から左に傾斜している。
よし!一発バーディーを決めるか!
傾斜を考え右にカップ2個分打ち出すと、
「えっ!」
ボールが右に曲がってカップから離れていくじゃないですか?
「ボールが坂を上っていく!」
おお!もしかしてこれは樹海に地磁気を乱されているせいか!?
いやいや 地磁気はボールを引っ張りません。
これが俗に言う富士山から下り。
「上りに見えるのは錯覚です。」
隣でキャディさんが普通に答えてました。
そんなこんなで、スコアはダメだったけど、めちゃ楽しかったです。
いや~一生の想い出になりました。
今回お世話頂きました方々に感謝致します。本当にありがとうございました。
実は数日前からあまり体調が良くなかったんです。
プレー当日も少し熱があって、薬を飲んでなんとかって感じだったんだけど、
念願の富士山だし「富士山に向かって豪快にティーショット」、
何が何でもやりたい気持ちが強くて、そんな気持ちのせいか
カートじゃない歩きのプレーにもかかわらず、プレー中は全くしんどくなくって、ほんとよかったです。
終わってからまた熱が出てきて、それからしばらくは何を食べても全く味がしない味覚障害が5日も続いたり、
翌日はベットから起きれなかった事はほんの軽いジョークみたいなものですけどね。
ゴルフって同じコースで毎週ラウンドをしていてもほんと楽しいし、
色んな所を、特に今回のような景色の良い所だったりしたら「最高~」って気持ちになります。
最近はゴルフ人口も減ってきて、特に若者があまりやらなくなった様で
人生の中で楽しい事のひとつを知らないのがほんと可哀そうだなと思っています。
ただ、こと私の周りに目を向けると40代のバリバリ現役の若者達(?)数名がメキメキと力を付けて来て、
クラブ競技で予選通過も危うくなってきた私にとってはほんと悲しいですけどね。
「さあ~練習するぞ!」
言い訳しないためにも!