くりかえす波のつくり方って?(周波数)
周波数と発電機の関係性についてです。
今回は発電機がどうやって発電しているかです。
先月お話した自転車のダイナモ(発電機)の中は簡単に描くとこんな感じです。
磁石はタイヤの回転に連動して回転します。
その磁石の回転を角度ごとにコマ送りにして、電流との関係をグラフに重ねると…
このように
波のような電気を発生させています。つまり磁石が1回転すると、波が1つ出来上がります。
周波数は発電機の回転数と同じになります。
発電所の発電機は下記のような感じです。
関西の発電所の発電機は1秒間に60回転、関東では50回転と異なっています。
関西人(一部の)がせっかちだから、関東より回転が速い訳ではありません。
その昔 関西の発電所はアメリカから60Hzの発電機を、
関東の発電所はドイツから50Hzの発電機を輸入して電力事業を開始したためです。
どっちが60Hzだったかな、と ど忘れしてしまった場合は関西人がせっかちだから
関西は回転数の多い60Hzと覚えておけばいいでしょう。
周波数は目に見えないので、なかなか理解するのが難しいですね。
周波数は1秒間の波の数です。
スイッチをONにすれば、電気がつくのが当たり前ですので、電気がどうやって作られているのか、
周波数が何なんだか想像するのは難しいですね。
でも電気が無いと不便で、不安になることは間違いありません。
その仕組みがわかってくると防災時の電気の備えや節電に繋がるのかもしれませんね。
先月号で触れました、ラジオやスマホの周波数はどちらかというと高周波、電波です。
可視光線、赤外線と紫外線にも周波数があるんです。
これについてはまたの機会ということで…