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「安くて良い品」は当たり前じゃない 続

2023年03月15日
コラム


 
 
 
 
人口も減り、労働人口も減る。
外国人労働者も日本に来たがらない。
 
魅力がないから。
 
さあどうする?どうする?
 
(先月号の続き)
 
もうすでにやっているところもあります。
 
それは「安くて良い品」から「良い品は高く、適正価格で」です。
購入者・消費者に選択肢を与え、適正な価格に戻すことです。
 
決して安くて良い品を否定しているわけではないです。
しかしながら、それは何かを犠牲にした上に成り立っているのであれば、
本当の意味で良い品ではないのではないでしょうか。
 
今なら出来ると思うのです。
今がチャンスだと思います。
 
ところが、そんなに簡単に値上げできません。
転注されたら困る、などの理由から中々値上げが出来ないと悩んでいる会社は多いと思います。
 
確かにそれはあると思います。
それはそのものが適正な価格でなかったら、そうかも知れません。
 
便乗値上げはいけません。
一昔前は海外メーカーとの競合がありました。
今もそれは続いていますが、昔の競争は価格でした。
今は逆に日本の方が安かったりするんです。もちろん円安も影響しています。
 
それに何より「メイドインジャパン」の強みがあります。
今、安い賃金を求めて東南アジアへ生産拠点を持つよりも、日本に回帰した方がメリットは大きくなっています。
しかしこれからの日本には労働力が足りない。
 
さあどうする?
どうすればいいのか。
 
今できる適正価格にするしかない。それしかないのでは?
異常なコストダウンはやめにして、適正な価格にする。
結局のところ、それしかないと思います。
 
皆さんの中に良いアイデアをお持ちの方はおられませんでしょうか?
ご意見をお待ちしております。
 
 
 
 

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