マガジン

何かを始める勇気

2018年09月20日
コラム

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ジムに行きだしました。

最近会う人、会う人に「少しお腹が出てきましたか?」なんて言われるもんだから

ここは一念発起、やせてやる! と考えての事。

 

そう、数年前にもダイエットの企画みたいなことをやりましたが、今回はその時よりも

体重が凄くて、人生最大級となっている。

 

 

 

「すいません~ちょっと話をききたいんですけど~」

スーパーの駐車場に“月額¥5,980”ののぼり “新規会員特別特典”の大きな看板。

受付テントには凄く引き締まった感じの女子。

 

 

 

その看板? 女の子? に吸い寄せられるように受付テントの中へ。

「今なら入会金無料、事務手数料無料で税別¥5,980です。」

「安いなぁ」

「安いでしょう」

「さらに全国どこでもこのチェーンのジムが使えます。」

「まあ、それはあんまり魅力無いけど」

その説明してくれた受付の子がまた可愛い。

 

 

 

「入会します。」考える暇もなく応えてました。

 

 

 

それから数日経って、初めてのジムデビュー。

扉の向うには、筋肉ムキムキのお兄ちゃんとかがでっかいバーベルを上下させていたり、

ランニングマシンでめっちゃ走っているイメージとかがあって

ウエアだけはちゃんとしとかないと、何でも格好から入る私としてはその辺はしっかり

スポーツブランドでキメて、ドキドキしながら入り口へ。

 

 

 

自動扉が開き、その時見た光景は。

 

 

 

「え!」

 

 

 

ムキムキの兄ちゃんもめっちゃ走ってる人も、どこにも見当たりません。

むしろ私よりぽっちゃりのご婦人とか、でっぷりの年配の方が大半で

ちょっと拍子抜けしちゃいました。

(そういっても私と同世代かちょっとだけ先輩って感じですけどね。)

 

 

 

スタッフの方に「若い人はあまりいないんですね?」

「そうですね。土日はそうでもないですけどね」

ここでも高齢化社会の波は確実にやって来ているのだなあと感じさせられました。

「さあ目標の10kg減に向けがんばるぞ!」

 

 

 

新しい事を始めるといえば、

今月の人事異動で私の一番身近にいた部下が、インドネシアに出向することになりました。

彼は入社以来たくさんの色々な部署を経験し、今回インドネシアが第二工場を建設する事も

あって、最も適した人選であったと思っています。

彼は新しい土地で、自ら進んでいく事に、私は驚きを感じると同時に感謝をしています。

 

 

 

何かを始めるには勇気がいります。

 

 

 

「今のまま」「現状維持」年齢を重ねるとそうしてしまいがちになります。

それが普通です。

「わくわく」「ドキドキ」は若い頃。

ある程度年齢を重ねるとプライドであったり「不安」であったりが大きくなり、

「失敗したら今までのキャリアが台無しになるのでは」とかを考えてしまって

初めてのことや新しい事は遠慮しがちになってしまいます。

その中で今回彼の行動。

私のジム初体験の勇気なんてほんとちっぽけなものですね。

 

 

 

彼にはたくさんの経験を積んで、大きくなって帰国してくれると信じています。

 

 

その時までには私は6パッドになっていますから。

 

 

 

 

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