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今さら聞けないトランスの基本vol.6 主要材料(テープ)編 

2018年08月21日
技術ネタ

今月号は「今さら聞けないトランスの基本 Vol.6 主要材料(テープ編)」です。

今回はトランスの材料で使われていますテープを紹介いたします。テープといいましても

いろんな種類のものがございます。用途、耐熱温度、価格を交えて説明させていただきます。

 

 

みなさまはテープと聞いてどのようなものを思い浮かべますでしょうか?

セロハンテープやガムテープでしょうか。

今回紹介させて頂きますテープは、トランスの絶縁に使用するため、電気や熱に耐えるテープが

必要になります。そのため、電気絶縁用の専用のテープを使用する必要がございます。

 

 

 

当社で主に扱っています電気絶縁用テープを紹介します。

 

 

 


 

 

 

ポリエステルテープ(マイラーテープともいう)
構造
tech201809_01 tech201809_02
特徴
  • 用途:耐熱温度120℃(E種)以下のトランスやコイルに使用
  • 耐熱温度:120℃
  • 価格:安価

 

ノーメックステープ
構造
tech201809_03 tech201809_04
特徴
  • 用途:耐熱温度155℃(F種)や180℃(H種)と温度が高いトランスやコイルに使用
  • 耐熱温度:200℃
  • 価格:ポリエステルテープと比較して数倍

 

PPSテープ(PPS:ポリフェニレンサルファイドの略)
構造
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特徴
  • 用途:耐熱温度155℃(F種)以下のトランスやコイルに使用。弊社ではお客様の方で、リフロー炉の熱に耐えられるように面実装トランスに使用。
  • 耐熱温度:155℃
  • 価格:ポリエステルテープと比較して数十倍

 

カプトンテープ
構造
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特徴
  • 用途:耐熱温度155℃(F種)や180℃(H種)と温度が高いトランスやコイルに使用。ただしかなり高価なため、使用時は要注意!!!
  • 耐熱温度:200℃
  • 価格:PPSテープと比較して数倍

 

 

 

というようにトランスに使用していますテープの使い分けは、ほぼ耐熱温度によって変わってきます。
耐熱性が高くなるほど高価になります。
今までのテープはコイル外装やコア外装に使用しますテープを紹介いたしましたが
下記のようなテープもございます。

 

 

 

バリアテープ(エッジテープやスペーシングテープ、マージンテープともいう)
構造
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特徴
  • 用途:コイル内部の沿面距離確保に使用
  • 耐熱温度:120℃
  • 価格:ポリエステルテープと比較して数倍

 

 

 

 

トランスやコイルには絶縁が必ず必要ですので、テープは必ず使用しています。
テープには耐熱温度特性以外にテープの厚みや、破壊電圧、トラッキング性能などの特性も
ございますので、詳細につきましては当社にお問い合わせください。
お問い合わせにマッチした最適な提案をさせて頂きます。

 

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